港湾・海洋環境を対象とした SGM軽量土工法

お問合わせ

Q&A

Q1.砂質土でも改良できますか?

原料土の細粒分含有率が低い(砂質土)場合には、ベントナイトを混合し細粒分以下の含有率を高めてSGM軽量土を作製します。これは、細粒分以下の含有率が低いと処理土の粘性が低くなり、気泡が処理土内に留まりにくくなるからです。

Q2.起泡剤にはどのようなものがありますか?

起泡剤には、界面活性剤系と動物性タンパク系のものがあり、前者ではOFA-2(小野田ケミコ)、ファインフォーム707P(BAFSポゾリス)、テルフォーマKA(テルナイト)、後者ではモノクリートFM(第一化成産業)などの使用実績が多く有ります。

Q3.ベントナイトにはどのようなものがありますか?

ベントナイトには多くの製品がありますが、スーパークレイ(ホージュン)やクニゲルV1(クニミネ工業)に使用実績が多く有ります。また、粒径の大きなベントナイトは、砂の分離を防ぐための粘性の確保が困難なため使用できません。

Q4.プラントから打設位置までの距離は何mぐらい伸ばせますか?

配管距離は通常200m以下で計画して下さい。(距離が長くなると消泡量が多くなり、気泡を多く入れる必要があります。)

Q5.SGM工法で使う水に制限はありますか?

基本的に海水を想定していますが、ベントナイトの膨潤には清水が必要です。

Q6.気泡と発泡ビーズの使い分けはどうなっていますか?

発泡ビーズを水中打設した場合、分離した発泡ビーズが水面上に浮き上がるため、確実な回収方法を検討しておく必要があります。そのため、水中打設には気泡混合処理土が用いられます。

Q7.積算資料の入手方法は?

積算資料は、(財)港湾空港建設技術サービスセンター(スコープ)より積算ライブラリーとして発行されています。(当ホームページの参考図書をご覧ください。)

Q8.技術資料の入手方法は?

技術資料は、(財)沿岸技術研究センターより「沿岸技術ライブラリーNo.31」として発行されています。(当ホームページの参考図書をご覧ください。)

Q9.SGM工法はNETISに登録されていますか?

はい、SGM軽量土工法は【CBK-050002-A】としてNETISに登録されています。

Q10.SGM工法の特許について教えてください。

SGM工法は特許工法ですが、特許管理については(財)沿岸技術研究センターが一元管理しております。(財)沿岸技術研究センターにお問い合わせください。

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