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取水・前処理工では、解泥、調泥、混練用の海水を取水し、礫や異物の除去を行った原料土と海水を攪拌混合します。
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解泥工では、調泥・混練・打込みに支障がある粒径(5mmあるいは10mm以上)の原料土を振動篩で分級後、解泥槽で解きほぐし、密度が大きい場合は加水します。
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調泥工では、軽量土調泥槽により、調整泥土の密度・フロー値の調整を行います。なお、原料土が砂質土の場合ベントナイト等の添加材を加え所定の密度、フローが得られるよう調整します。
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混練工では、次の材料を混練し、SGM軽量土が所要の品質になるよう管理します。
気泡混合処理土 :調整泥土、固化材、
軽量化材(気泡)発泡ビーズ混合処理土 :調整泥土、固化材、
軽量化材(発泡ビーズ) -
圧送・打込工では、ポンプにより圧送して専用のトレミー管等を用いて打ち込みます。SGM軽量土の打込みには、気中打込みと水中打込みがあり、水中打込みの場合には水の流れ等による材料分離、打ち込んだ処理土の流出などのおそれがあるので、静水中に打ち込むことを原則とします。